もっPです


先ほど、ブログを更新したばかりですが

どうしても皆様に

お伝えしたかった事があったので

再び投稿しました。


実は皆様の中でも〝違和感〟を

覚えた方もいらっしゃるかもしれませんが…



北海道知床半島沖で

26人が乗った観光船が沈没した事故で

観光船「KAZU 1 」が網走港に

陸揚げする事が報道されて

まもなくお母ちゃんから

「偶然だけど、何かの 巡り合わせかしら…」と

ぼそっとつぶやきました。

それは北海道大空町へ講演に行く

3日ほど前だったと思います。



実は、沈没を知らせる報道が入った時も

すぐに電話がありました、

「沈没した場所の近くに講演に行くのよね・・」と。

その時、私はお母ちゃんの言葉を

さほど気に留めず

「そうなんですよね」と

答えただけでした。



そして北海道に行く前日も

お母ちゃん宅を訪ねた時

「網走港はすごく近いのよね、

 手を合わせに行くだけでも

 できないかしら・・・」と

また私に訴えかけてきました。



実際に、大空町と網走港は

車で20分ほどの距離でした。

しかし、講演会を主催する方が考えた

観光計画は2日間ともびっしり埋まってました。

「すでに、先方が色々と観光地を

 案内してくれる段取りになっているので

 きびしいかもしれませんが

 僕の方から相談してみます」

とお母ちゃんに伝えました。



北海道女満別空港に

出迎えていただいた方と

講演会本番まで町内の観光をしている間、

網走港に行きたいと言う旨を

いつ切り出そうかと

タイミングを測っていたところ

お母ちゃんから

「私、観光船で亡くなった方達に

 献花をしたいんです」と急に切り出しました。


案内役の方々も

最初少し戸惑っていましたが

「よし、わかりました。

 そういう事なら友達に聞いて

 どこに陸揚げするのか?

 調べますから行きましょう!」と

快く引き受けてくれました。



そうして

北海道2日目にお母ちゃんの思いは通じ

海から引き上げられた観光船を前に

亡くなられた方のご冥福を

お祈りすることができました。 



私たちのわがままを

聞き入れていただいた福田さん、三好さん

そしてお友達の方、大空町の皆さん

本当にありがとうございました。



改めまして

この度の観光船沈没事故で

お亡くなりになられた方に

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

また行方不明の方々が

一刻も早くご家族の元に

お帰りになれるよう願います。

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もっPでした